【完】優しい彼の温もりに包まれて
「今の人って…」


気になったから聞いてみた


「あぁ、あれ母さん」


素っ気なく返す丈瑠君


「えっ?若い!!」


お母さんに見えないよ…


「びっくりした?若作りしてんだよ」


「お姉さんかと思った」


「それは喜ぶよ。お風呂此処だから。ゆっくり入って来な」


丈瑠君はすぐに何処かへ行ってしまった


言われた通りゆっくり浸かろう


今日は疲れた…


明日も学校なのにね。


いろいろと考えながらお湯に浸かり着替えてリビングへ向かった


「瑠夏ちゃん、少しはゆっくり出来たかしら?」


リビングには丈瑠君と丈瑠君のお母さんがいた


「はい。ごめんなさい…こんな遅くに。」


初めて来たのにいろいろとして貰って申し訳なくて謝った
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