【完】優しい彼の温もりに包まれて
丈瑠Side


夜、沙穂を寝かしつけつつ散歩にきたのは良いものの…


ちょっと目を離した隙に逸れてしまった


必死に沙穂の名前を呼びながら探す


小さい沙穂だからそんなに遠くには行ってないはず…


家の近くの小さな公園に入ると誰かの声がする


名前を呼んで見ると沙穂だということが分かった。


だけど、他に誰かがいた


誰か分かった時には驚いた


沙穂と一緒に居たのは、あの瑠夏だったから…


大きな荷物を抱えてるのを見て何かあったというのが見て取れた


俺は瑠夏も一緒に連れて帰ることにした


この時間に女の子1人って危なっかしいから


母さんに言ったらすぐに了承してくれるだろう


瑠夏に懐いた沙穂を抱いて貰い俺は荷物を持って家に向かった
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