【完】優しい彼の温もりに包まれて
「ただいま」


「お帰りなさい。あら、その娘は?」


俺が連れて来たことにびっくりしているようだ


しっかり事情を話してお風呂場に案内する


案内してからリビングへ戻ると母さんはニコニコしながらこちらを見ていた


「貴方が女の子を連れて来るなんて珍しいじゃないの。」


「あぁ、沙穂と逸れて見つけ出したら瑠夏と一緒だったんだ」


「瑠夏ちゃんが沙穂を見つけてくれたの?」


俺は小さく頷いた


「後でお礼を言っとかなきゃね」


「しばらく家に泊めてても大丈夫だよな?帰りたくないみたいなんだ」


一応…もう一度、母さんに聞いてみる


「えぇ、私も瑠夏ちゃんと話してみたいから」


文句でも言われるかと思ったけどすぐにOKしてくれた
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