新撰組と現代女剣士




斉藤は雪の観察力は優れていると心の中で評価している


が、実際雪の観察力が優れていて気付いた訳ではない

最初から知っていて、運良く丁度良い時に聞いただけなのだ。



雪「では、これをどうぞ」


雪は斉藤に腹痛を抑える薬を差し出す


斉「……これは何だ?」


雪「石田散薬です」


“石田散薬”とは土方の実家で作っている薬の事。

とてつもなく不味いが、効き目は抜群

二日酔いや頭痛、怪我などさまざまな症状に良く効くのだ。

特に斉藤は万病にも効くと思っていて、愛用している


しかし、雪が差し出している薬は石田散薬ではない。

未来の腹痛に効く薬である。

“未来の薬です”なんて言えないので石田散薬と言う事にした



斉「……忝ない。」


斉藤は石田散薬と聞き、雪から薬を受け取り、飲んだ




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