Love.Love.Loving!
『それでもいーのっ』
「あっそ」
『うん!あ、奏君は?』
「寝てる」
『えー。またサボり?』
しれっと返ってきた奏君まだ寝てる発言。
ちくしょう。なんでそれで本当に学年1位が取れるんだ。どんな頭してるんだろ。奏君になりたいな…。
なーんて、ぶつぶつ一人で喋るあたしに響は特になにも言ってこない。勝手に喋ってろよみたいな感じ。響は自分が喋りたいときだけ喋るのだ。
でもそういうのでも居心地が悪いとか思わないのはやっぱり、幼なじみだからかな。
他の人だったらたぶん無理。希唯君だったら――…って、ああ、もうっ。ダメじゃん香彩〜…。
またまたかぶりを振って希唯君を頭の中から消去。希唯君じゃなくて好きな人を思い浮かべるんだ。
うん。そしたらもう最高。希唯君なんかすぐに消えちゃって、頭の中は好きな人一色で染まる。
…えへっ。やっぱかっこいー…。
「――…っい!」
『…、』
「――…おい!」
『…、』
「…香彩!」
『ほえ?…わっ』