高熱にベッド<短&番外>
窓の外が暗くなってきた頃。
私は序でに掃除を済ませたりなどして時間を使っていた。
勿論永樹さんの様子を見ながら。
そして、そろそろ起きる頃だろうと、料理を温めだした頃。
ふと背後に感じる気配。
勢いよく振り替えると、
「……びっくりした…!」
そこには、ぼーっと立つ永樹さんの姿。
「目、覚めたんですね。寝てなきゃ駄目ですよ…?」
赤い顔に熱さまシートだらけた服。
何処からどう見ても病人だ。
「永樹さん?」
『……なんで』
反応を示さない永樹さんに、料理の手を止めて近寄り、頭に触れようとすると、その途端低い声が聞こえた。
『なんで……、なんで?側に、いるっていった…じゃん』
「……えっ…それは…ってうわっ」
ぐぐぐ、と私に倒れこむ永樹さん。
『ね、那子……』
倒れこむ、というより抱きつかれている。
『離れて…、許されると思ってんの…?』
擦れた、熱の籠もった熱い声。
それが、耳元で聞こえる。
「…ごめっ…」
とにかく謝ろう、と口を開いたのに、突如体は引かれ、あれよあれよと言う間に永樹さんと共にベッドへイン。
『寝よっか……』