高熱にベッド<短&番外>
流れ的に、そうせがんだようになってしまったけど。
決してそんな破廉恥なことを望んでたわけではなくて。
どうかそこのところを理解して欲しい。
「そもそも着替え無いですし……」
『ん?』
永樹さんは既にタンスを物色していて。
何やらだぼだぼのTシャツを引っ張りだしている。
「い…いや…やめ……」
『那子のためを思ってだからね?』
絶対嘘だー……!!!
『…なーんてね。俺向こうの部屋行っとくから着替えな』
……………?
は?は?は?
「永樹…さんまだ治ってないんじゃ……」
こんな事あり得ない。
絶好のチャンスをみすみす逃すような人じゃない。
寧ろこじつけでもなんでもいいからどうにかしていじめてくるのに。
『そんな事言って…。着替えさせて欲しいの?』
部屋から出ていこうとしていたのに、私の一言で戻ってきてベッドに手をつく永樹さん。
「ちちちちちち違います…!」
『ふーん、了解了解』
………本当に出ていってしまった。
「着替えよ……」
とにかく着替えようと、今着ている服を脱いで永樹さんが渡してくれた服に袖を通す。
あ、永樹さんの匂い………
って私は変態か…!!!!