高熱にベッド<短&番外>
『『…………』』
「ん?」
皆固まっちゃった。
『ままま前やったって…!そのっつまり……!!』
「あぁ、ヤッてはないよ」
『唯ちゃんがいる前で下品だろうが馬鹿!!』
目をキョロキョロさせてパニック状態の竜に、教えてあげただけなのに、真人から後頭部に一発くらった。
痛いな、もう。
『……っ/』
あ、でも唯ちゃん真っ赤だ。
想像しちゃったのかなぁ。
『皆落ち着け。永樹の変態は今に始まった事じゃないだろ。
とにかく今は、なんで俺らが呼ばれたのか…、説明しろよな永樹』
一はさらりと酷い事を言ってみせた後、俺をじっと見つめる。
こいつこういう時だけまとめ役なんだよな。
『…ま、大体予想はつくけどな』
閉ざされたドアの向こうを、見透かすような眺める。
「怒んないでね。
那子にお酒飲ましたら酔っ払っちゃって、脱ぎ魔になって、超誘惑されちゃって我慢できそうになかったから助け呼びました、助けて下さい」
『…俺らはお前の抑制剤かよ』
真人の言った事は確かに正しい。
誰かがいるから、我慢出来る。
いなかったら……………出来ない。
誰にも責められない状況なら、きっと俺は、
滑らかな肌に手を、舌を這わせて、膨らみなんてなんのその。
那子の声が俺をもっと俺の欲望を煽って。
誰も触れた事の無いような場所も。
俺の止まる事ない欲望は、きっと那子を貪り食っていただろう。