光の魔法を君に
なに・・・を言っているんだ・・?
「お前、俺たちの仲間にならんか・・・?」
口の端を釣り上げ笑う。
「・・・光の者。・・・夢羽といったか。」
「・・・!?」
夢羽の名を聞いてドクンとなる心臓。
「お前、奴に恨みはないのか?」
またしても、心臓が高鳴る。
「・・・・・」
「ほぉ、ないのか。大したものだな。アヤツさえいなければこの村はこんなことにならずに済んだ。お前も、その心奪われることはなかった。
そうだろう?」
くくっと喉で笑い俺をみる。
見透かされてる___
そう直感した。
「・・・・・・」
「復讐、の意思はないのか・・」
・・・こいつらは夢羽を探している。
もしかしたら・・・
夢羽に逢えるかもしれない。
こいつらの・・・仲間になれば・・・・