光の魔法を君に
「・・・夢羽、きっと前みたいに笑える日が来るよ。」
それは、微かな希望でしかない光。
けど、少し運命が傾くだけで
___確かなものになる光。
「・・・うん、」
なら、
前を見て突き進むしかない。
漆黒の中を走り続けるのは辛いけど一筋の光が見えるなら頑張れる。
だから、少しの光でも・・・進む勇気に変えて。
風が、優しい声色であたしに勇気をくれる。
勇気を振り絞って、
「・・・ね、空。空は・・・・
___闇色の存在なんでしょ?」
光を、目指そう?