シュークリーム
その翌朝、インターホンの音で目を覚ました私は、重い体を引きずりながら玄関に行った。


「お前、モニターくらい確認しろよ。変な奴だったらどうするんだよ」


ドアを開けると、目の前に立っていた村上君が眉をしかめた。


「どうして……」


「昨日、さすがにヤバそうだったから気になって。熱はあるか? 土曜でも午前中なら病院もやってるし、なんなら連れて行ってやるから」


驚きながらも、村上君の話をぼんやりと聞いていたけれど……。


いつの間にか、意識が途切れていた。


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