REAL HOPE Ⅲ




「あ、もしかして私の名前知らない?」




顔を歪ましていた私に気が付いたのか、彼女が問いかけるのも無理ない



「うん…ごめんね」




嘘つく事すら頭に回らない私はそんな事をハッキリと言ってしまう馬鹿者だ。



だけど彼女はそんな私に嫌な顔一つする事なく



「私はね、花本みすず!みすずって呼んで!」




ニコリと優しく笑って見せた。




彼女…みすずは本当にいい子なんだと思う。



普通の人ならクラスメートの名前を知らないようなこんな無神経な私にイラッとするに違いないのに




「うん、よろしく」



彼女はすごく自然だった



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