‐hide‐ハイド

「福島さん。役に立てなくてごめんね…」



ごめんなさい。

弱くて…。



「…ううん。ありがとう嬉しかったよ」



穏やかにそう言うと集団の方を向いた。


「もう、許さないから…」




聞いたこともない低い、声。



「あんた1人でなにができんの~?」



集団の1人が近寄って彼女の肩に触れそうになる。




「汚い手でさわんな」




それを彼女は、おもいっきり突き飛ばした。



短く悲鳴をあげて倒れる相手。

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