‐hide‐ハイド

それから、彼女は一斉に襲い掛かってくる集団を交わしながら、1人ずつ倒していった。



凄い…。




さすが福島さんだ。



そうして集団を倒して、1人集団のリーダーらしき人の胸倉を掴んでいた。




怯える相手。


その時、集団の1人が立ち上がって彼女を殴った。




一瞬緩んだ手を払って集団は屋上を出て行った。




「松江さん!…大丈夫?…腫れてる」


そっと彼女の手が私の頬に触れる。



その瞬間、全ての力が抜けた。


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