悲恋歌〜hirenka〜悲しい恋の唄。
「真紀…、ちょっと話あるねんけど」
『ん?どないしたん?』
アタシは【琢磨】を部屋に置いて【麻衣】を呼び出した
「アタシ、アイツと別れようと思って…麻衣にもこれ以上迷惑かけれんし、それに…どうしても弘樹くんと比べてまうねん…」
『そっか…、別にウチは全然迷惑とか思ってないけどやっぱ真紀には弘樹くんじゃないと釣り合わんかな♪もう真紀は弘樹くんと戻る気はないん?』
「…戻りたくないって言ったら嘘になる。今でも弘樹くんが好きやし。でも都合ええ女にはなりたくないねん…だから連絡したくなるからもう連絡先も消した♪」
『そっか…まぁアタシはどうなっても真紀の味方やし!いつでも頼ってきぃや?』
「ありがとう!じゃあ、琢磨と別れ話してくる」
そう言ってアタシは部屋へ戻った。