続・アイドルまっしぐら!!
「私ね、光樹の言葉を聞いて、いつから光樹のこと傷つけてたんだろうって思った。」
「……別に里奈は何も悪くない。」
私は光樹のその言葉に力なく首を横にふる。
「光樹は優しいから、きっとそう言うだろうなって思ってた。でも、幼なじみで長い時間一緒にいたのに、私が光樹の気持ちに気づかなかったのも本当のことだし。……だから、謝るなら私も同じ。ごめんね。光樹。」
私はそう言って、光樹の前に右手を差し出した。
「これからも私の大切な人でいてください。」
私ができるだけ優しくそう言うと、光樹は更に優しく自分の右手で私と握手をした。
「ありがとう……里奈。」
……よかった。仲直りできて。
私は、心からそう思った。