神様、恋をください。


「杏ちゃん。」

私たちが暗いと察知したのか、

華恋は低テンションで声をかけてきた

「お兄ちゃんから。」

1通の手紙。

何が書いてあるのかな??

急いで封を開けた

___________________________
杏樹へ。

梅雨がきたな、
ごめんな。梅雨終わったら真っ先に
会いに行くからな。待ってろ。

          慶仁より
________________


“待ってろ。”

言われなくても、待ってるよ。

『慶仁のバカ...///』


実はね、まだデートもしてないし、

kissもしてないし、

恋人同士がすることを

してないだらけで不安なの。

それだけで、結ばれてないって

気がするの。


「杏樹、気長に2人で待とうね」


うん...。

菖に私言ったもんね

彼を信じることって。

私も信じなきゃ。





これが梅雨の幕開けだった。


梅雨と同時に切ない恋物語の


幕開けでもあった。
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