神様、恋をください。
「杏ちゃん。」
私たちが暗いと察知したのか、
華恋は低テンションで声をかけてきた
「お兄ちゃんから。」
1通の手紙。
何が書いてあるのかな??
急いで封を開けた
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杏樹へ。
梅雨がきたな、
ごめんな。梅雨終わったら真っ先に
会いに行くからな。待ってろ。
慶仁より
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“待ってろ。”
言われなくても、待ってるよ。
『慶仁のバカ...///』
実はね、まだデートもしてないし、
kissもしてないし、
恋人同士がすることを
してないだらけで不安なの。
それだけで、結ばれてないって
気がするの。
「杏樹、気長に2人で待とうね」
うん...。
菖に私言ったもんね
彼を信じることって。
私も信じなきゃ。
これが梅雨の幕開けだった。
梅雨と同時に切ない恋物語の
幕開けでもあった。