神様、恋をください。
毎日毎日、いつも書いてる日記を見た
途中から、慶仁のコトばっか書いてる
5/10
慶仁としゃべった
5/11
慶仁と喧嘩した
5/12
慶仁と仲直りした
5/13
慶仁に告白された
「どれどれ。重症ですね。」
姉が言った。
『お姉ちゃん!!いつからここに?』
「ずっと。菖&華恋cから元気ないって聞いて。ねぇ?」
『なに?』
「お姉ちゃんでよければ相談乗るよ。」
お姉ちゃん・・・。
『...そんなコト言ったら泣いちゃうじゃん。』
「ごめんごめん。」
私は姉に全部話した。
『ねぇ、お姉ちゃん?』
「ん?」
『何で家族で私だけが病気なの??』
「...きっと、杏樹だったら乗り越えられるって神様が決めたんだよ。」
『じゃ、何で病気なんてもんがこの世にあるの??』
「お姉ちゃんにもわからないょ。」
姉の目は潤んでいた
それよりも一番辛かったのは
誰よりも私だった。
姉は私を抱きしめてくれた。
「あんたはそんなんで弱きになっちゃだめ!杏樹を大切にしてくれる人がいるでしょ!!」
姉は、今までにない優しい声で
私を励ましてくれた。
涙がポツポツ落ちてくる
とまらない。
私はこの日から体調を崩し、
熱があがりながらも、
ずっと慶仁のことを思い続けていた。