神様、恋をください。

「雄斗!!!」

入ってきたのは、菖の彼氏、雄斗君。

「よぉ!杏樹ちゃんも久し振り!」

最初、誰だっけって思ったけどすぐ思い出した。

雄斗君は、見た目はギャル男みたいだけど、とっても優しい人。菖のことを大切にしてくれてるし。私から見たら尊敬できるカップル。

「今、ちょうど海に行く話ししてたんだけど...」

「あぁ、この前言ってたな。」

「どうする??」

「杏樹ちゃんの彼氏は?」

「今日は来ないって。」

「んじゃ、いつ来んの?」

「次の練習日の時。」


なんか、2人で勝手に話が進んでる...私はここにいるべきですかね?

『あ、あのさ...』

私の声が聞こえてないのか、2人は永遠と話し続ける。

「だよねぇ。やっぱ千葉かな。」

「だろ?俺も。」

もぉ。

『あのさ!!!!』

精一杯の声を出した。

やっと2人は気づいた。

「ごめんごめん。何?」

『私はここにいるべき?2人で話した方が決めやすくない?』

「それもそうだね。」

「うん。だね。じゃあ、決まったら教えるね。慶仁君には次来た時に伝えよう。」

『わかった。うち、トイレ行ってくる。』


菖は頼りになるお姉さんって感じだけど、ちょっと自己中なとこがあって...。




「杏樹ちゃん。」

後ろから母親の声がした

私は無視してトイレへ向かった





私はいつになったら

素直になれるのかな?

ごめんって言いたいって思った。










< 33 / 71 >

この作品をシェア

pagetop