青りんごの行方**
「いきなりどうしたんだよ?悠らしくない・・・」
不思議な顔をしている雅。んーあたしらしいってなんだろ・・・あたしは自分を塗り返してるのかも知れない。本当の“あたし”、小さい頃の“あたし”。今の“あたし”。本当の“あたし”は・・・あいつの前でしか見せれない。小さい頃大好きだったあの子・・・。
-------・・・
そう、出来事は10歳くらいのとき・・・。
海の波の音、鳥が鳴く声・・・まぁそこまでは覚えてないけど、リゾートに来ていたのだ。もちろん家族・・・そして、あいつの家族・・・。そこは今でもリアルに覚えている。
『_____君!!一緒に泳ごうよー!!』
あの時はあいつが遊んでくれなくてすねてたな・・・。
「えーヤダ。めんどくさいし・・・。」
あいつは少しませた・・・今で言うとクソガキってとこかな(笑)
『やだやだぁ!!悠_____君と遊びたいのぉー!!』
「んーあそこに俺の兄ちゃんいるから遊んでもらえ。」
すました、涼しい顔で言う。それに対してあたしはよく反抗していた。
『やだぁ!!瑞也君恐いもんっ!!』
まぁ小さい頃で素直に答えたつもりだったんだけど、
「だぁれが恐いってぇ??」
すごーく笑顔で言ってくるからあたしはいつも抱きついたんだよね。
じゃあ、
「んーよしよし恐かったよなぁ」
いつも髪をすくように頭を撫でてくれる。
『えへへ、______君大好きっ』
語尾にハートをつける勢いで、すごいことを言っちゃってたな。まぁそれからあいつは・・・
「んー悠だったらいいカモ。」
って言うから今でもホンキにしてるワケ。まぁバカッっぽいけど・・・その後の瑞也君に・・・
「あはは、お前ロリコンになるぞ」
ってずっと、爆笑してた。で、あいつが
「なんちゃって、俺ちび嫌いだし。」
小さかったあたしのも衝撃的で、動きが一瞬とまった。
そのあと、瑞也君が
「おいおい、それは言いすぎだろ。」
いやいやお前が言うなよ。みたいな、今だったら絶対そう思う。
あたしは泣きながら、親のとこに行って慰めてもらった。
不思議な顔をしている雅。んーあたしらしいってなんだろ・・・あたしは自分を塗り返してるのかも知れない。本当の“あたし”、小さい頃の“あたし”。今の“あたし”。本当の“あたし”は・・・あいつの前でしか見せれない。小さい頃大好きだったあの子・・・。
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そう、出来事は10歳くらいのとき・・・。
海の波の音、鳥が鳴く声・・・まぁそこまでは覚えてないけど、リゾートに来ていたのだ。もちろん家族・・・そして、あいつの家族・・・。そこは今でもリアルに覚えている。
『_____君!!一緒に泳ごうよー!!』
あの時はあいつが遊んでくれなくてすねてたな・・・。
「えーヤダ。めんどくさいし・・・。」
あいつは少しませた・・・今で言うとクソガキってとこかな(笑)
『やだやだぁ!!悠_____君と遊びたいのぉー!!』
「んーあそこに俺の兄ちゃんいるから遊んでもらえ。」
すました、涼しい顔で言う。それに対してあたしはよく反抗していた。
『やだぁ!!瑞也君恐いもんっ!!』
まぁ小さい頃で素直に答えたつもりだったんだけど、
「だぁれが恐いってぇ??」
すごーく笑顔で言ってくるからあたしはいつも抱きついたんだよね。
じゃあ、
「んーよしよし恐かったよなぁ」
いつも髪をすくように頭を撫でてくれる。
『えへへ、______君大好きっ』
語尾にハートをつける勢いで、すごいことを言っちゃってたな。まぁそれからあいつは・・・
「んー悠だったらいいカモ。」
って言うから今でもホンキにしてるワケ。まぁバカッっぽいけど・・・その後の瑞也君に・・・
「あはは、お前ロリコンになるぞ」
ってずっと、爆笑してた。で、あいつが
「なんちゃって、俺ちび嫌いだし。」
小さかったあたしのも衝撃的で、動きが一瞬とまった。
そのあと、瑞也君が
「おいおい、それは言いすぎだろ。」
いやいやお前が言うなよ。みたいな、今だったら絶対そう思う。
あたしは泣きながら、親のとこに行って慰めてもらった。