オチなしの短編集的なアレ。
「はい、D組はここなのでー、
覚えてください」


いつの間にか、二階の教室に着いていた。


「おい、そこに席順の表出てんぞ!」


悠太が言った方を見た。


「俺の席は・・26か・・ あ、
悠太斜め後ろだ! 近けぇーな!」


「まじか! やったっ!」


二人で話していると、俺の横から一瞬、


女子の声が聞えた。
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