我が家の甘々執事サマ☆



仕える身分なのに―…


ひとりの女の子として


百瀬結愛さまを、


好きになったみたいだ。





「いいですか?ここまでできたら言ってください」


とりあえず、型抜き前の作業まではある程度教えてみた。


結愛さまは、やったことはないものの素質はやはりお嬢様で。


小さな頃から叩き込んでいたら相当なものだっただろう、と思うくらい。


筋が良かったわけで。

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