湖に咲く 一輪の薔薇
幹部部屋に入ると、三人の男が座っていた。





『で?このまえの事謝って貰おうじゃないの』


そんな三人にお構いなしに、一輝に楯突く。



「っと。その前に!自己紹介!」



「えっと、おれは氷蝶傘下の【騎花】(きばな)の総長。
頼 楓 (より かえで)。よろしくな。蝶妃」




『…よろしく』


楓は男っぽい喋り方だけど、見た目は可愛い系。




「右に同じっ! で、【瞬果】(しゅんか)の総長!
彌生 あゆ (やよい)だ!蝶妃さん。今夜どう?気持ちよくさせてあげ―」



「馬鹿か。お前」


あゆは馬鹿だって事が分かった。





「俺は【汐湖】(せきれい)の総長。
甘茄 羽深 (かんな うみ)。俺は、あんたのこと蝶妃って認めてねーからな」





『恋華としても存在すら認めて貰えないのに。蝶妃でも駄目なんだ』



羽深「あ?何か言ったか」


『何も。どーぞご勝手に』






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