【B】君の魔法







何も変わる努力をしなかった
愚かすぎる
俺自身のこと。








滑稽だな……。









攻めるように
呟いては、
ウィスキーを飲み干して
朝を迎える。






「武流さま」




朝、酒臭さが
充満した部屋に
中野が顔を覗かせる。







いつの間にか
横たわって
眠っていたらしい
ベッドから
体を起こす。





バランス
感覚を崩す体。





ガンガン・ズキズキと
悪酔いの後遺症が
俺の体を蝕む。
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