王子様の溺愛カメラマン
白い砂が敷き詰められたなだらかな細道を、二人並んでゆっくり走りだす。
「ね~。ここってほんと白い石ばっかりだね~!」
白い道が敷かれた道がどこまでも続き
赤い屋根、鮮やかな緑とハイビスカスのコントラストがすごく綺麗…!
日向くんは笑顔でペダルをこぐ。
「この島って街灯とか一切ないだろ?」
「うん」
「夜に月明かりだけでも歩けるように白い石が敷いてあるんだってさ」
「へぇ~!」
爽やかな風をきりながら、日向くんは島の事を教えてくれる。
「この島は重要伝統的建造物郡保存地区に指定されててさ」
「……なにそれ?」
「二階建て禁止とか道路の舗装禁止とかさ。街並みを守るために色々な規約があんだよ」
「へぇ~」
「だから自然や建物が昔のままに残ってるんだ」
「ね~。ここってほんと白い石ばっかりだね~!」
白い道が敷かれた道がどこまでも続き
赤い屋根、鮮やかな緑とハイビスカスのコントラストがすごく綺麗…!
日向くんは笑顔でペダルをこぐ。
「この島って街灯とか一切ないだろ?」
「うん」
「夜に月明かりだけでも歩けるように白い石が敷いてあるんだってさ」
「へぇ~!」
爽やかな風をきりながら、日向くんは島の事を教えてくれる。
「この島は重要伝統的建造物郡保存地区に指定されててさ」
「……なにそれ?」
「二階建て禁止とか道路の舗装禁止とかさ。街並みを守るために色々な規約があんだよ」
「へぇ~」
「だから自然や建物が昔のままに残ってるんだ」