王子様の溺愛カメラマン
細道から草の壁を抜けるとまもなく海岸が広がった。
私と日向くんは自転車を置いた。
白い砂浜につくと日向くんはしゃがみこみ、手のひらをペタッと砂浜につけた。
「何してるの?」
私も日向くんに向かい合ってしゃがみこむ。
「こうやって星の砂を探すんだよ」
砂浜につけた手を上げると日向くんは手のひらを私に見せてくれた。
手のひらには砂つぶがいくつか引っ付いている。
どれも小粒の貝殻みたいでいびつな形をしていた。
「これが星の砂」
「え?これが星…なの?」
確かにボコボコしてるけど…
全然星には見えない。
「あはは、中には綺麗な星の形もあるんだよ」
「それを探すの?」
「おう。宝探しみたいだろ?」
日向くんはニッコリ笑った。
私と日向くんは自転車を置いた。
白い砂浜につくと日向くんはしゃがみこみ、手のひらをペタッと砂浜につけた。
「何してるの?」
私も日向くんに向かい合ってしゃがみこむ。
「こうやって星の砂を探すんだよ」
砂浜につけた手を上げると日向くんは手のひらを私に見せてくれた。
手のひらには砂つぶがいくつか引っ付いている。
どれも小粒の貝殻みたいでいびつな形をしていた。
「これが星の砂」
「え?これが星…なの?」
確かにボコボコしてるけど…
全然星には見えない。
「あはは、中には綺麗な星の形もあるんだよ」
「それを探すの?」
「おう。宝探しみたいだろ?」
日向くんはニッコリ笑った。