仮病に口止め料
そんな背景があるため、今ここに居る彼女は俺が弟のマラソンに付き合う心理こそが自分への愛だと読める人間性をしていないと駄目だから、
洋平君は結衣ちゃんに『愛って何?、洋平は結衣のことどれぐらい好き? あたしばっかり大好きで辛いんだよ』と、
男子が淡い恋心を疼かせる質問をされた時、
先程述べたように本人には愛を告げるつもりはない訳だ。
というか、彼女はあの田上結衣だ。
こんな乙女心満載に訴えられたなら、それは笑えるギャグでしかないし、
逆に俺が『結衣のことをちゃんと愛しているよ、(ナントカカントカ〜)好きだよ』と、幸せたっぷりギュッと抱きしめ囁いたなら、
それはドン引きブラックジョークにしかならない。