【完】俺様彼氏×鈍感彼女




「気持ちを知ってて欲しいんだ」

「ぇ…」

「俺の事、『男』として見て欲しい」

「//」

「じゃあ、またな。楓」

「ぇ、ちょっ…」


かえで、って…。


あたしは驚きでいっぱいで、しばらく動けずにいた。


『好きだよ』


その言葉を思い出すと、ボンッと音が鳴ったかのように顔が熱くなった。


「ぷっ」


…へっ?


声がした方をみると、ククッという笑い声が聞こえる。






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