先生は蒼い瞳の狼くん*2nd
―――――……
「それで、どうゆう事なの?」
ドカッと脚を組みながら椅子に座り、腕も同様、組んで私に厳しい視線を送る瑠花に私の気持ちは蟻サンみたいに小さくなっている
瑠花は教室に戻ってくるなり、黙っているわけはなくて
案の定、先生の事を聞いて来た
話すつもりだったから、迷いはないんだけど。何から話していいか分からなくて
「…あのね」
恐る恐る、先生のことを話した―…
交流会の時に先生とキスをしてしまったこと。
病院に行った帰りに、先生とたまたま会ってしまい…そのまま連行されたこと。
そこで、先生の昔話を聞いて…大人のキスをして
先生に好きだと言われて、私も好きだと言わされた事を―――……
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