先生は蒼い瞳の狼くん*2nd







――――……



「…二人とも、本当に最低」


自分の席に座り膨れっ面の瑠花に私は苦笑いを浮かべる


結局、あの後、後藤くんと久保くんは私のお願いを聞いてくれて少し強引に教室に戻してくれたのだ


勿論、瑠花は不機嫌オーラ全開で私に協力してくれた後は逃げるように前の席で他の生徒達と雑談をする



「二人してサラの味方しちゃってさ」

「あ、はは」


私としては、物凄く助かった

自分一人じゃあ、絶対絶命だったし。タイミングよく来てくれた二人に感謝だ



「まぁ、私も少し興奮して感情的になってたかもしれないけど」


「……」

「いいの?ハッキリさせなくて?」



そう聞かれて、私は少し悩む


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