先生は蒼い瞳の狼くん*2nd
「ハッキリもなにも…」
本当に、このままでいいって私は思ってる
ただ思いが通じたって事だけで満足で…ただ、それだけって言うか―…
「でも、エロ保健医はそうじゃないかもよ?」
「…え?」
「だって、エロ保健医は大人なんだし、その気でしょ?私さっき、釣った魚にエサあげないって言ったけどさ…」
「う、うん」
確かにそんな事言ってた…
「今よーく考えて、サラの性格を考えたら、エロ保健医がエサをやらないんじゃなくて、サラがエサがあっても気付かないとか?」
は?は、はい?ちょっと待って
「あの、私はそんな…鈍感じゃないよ!」
私がそう言うと、瑠花の顔が固まり苦笑いをする
「は?あれ、わたし何も聞こえないー」
耳を塞ぐ仕草をする瑠花
嘘だ、絶命に聞こえてる
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