もう会えない君。


翌朝、目覚めは最高で私は予定より早く起床した。


アラーム設定の解除を行った私は携帯をテーブルの上に置いた。
そしてキッチンへと向かい、食パンをトースターに投入した。


パンが焼けるまでの間に洗面所へ行き、顔を洗った。
服に着替えるのはまだ早いと思ったので鞄に荷物を詰め込んだ。


丁度、パンが焼けた音がした。
お皿の上にこんがり焼けたパンを乗せて牛乳をグラスに注いだ。


テレビのスイッチを入れるとニュースキャスターが今日の天気について笑顔で語っていた。


マーマレードを塗ったトーストを一口かじった。
それを牛乳で流し込みながらテレビに視線を向ける。


『今日は全体的に晴れるでしょう』
ニュースキャスターの言葉に笑顔が零れる。


雨が降るんじゃないかって心配してたからよかった、と胸を撫で下ろした。


私はテレビを消して一口サイズに残ったトーストを口の中に放り込み、それを牛乳で流し込んだ。


食器を片付け、洗面所へと向かった。
電気を付けて歯を磨いた後、寝癖を直した。


昨晩、用意しておいた服に着替えて鏡の前に立って乱れを直す。


私は鞄を手に取り、部屋を出た。
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