*俺様教師×天然生徒*


どうしよう…。


私、軽く放心状態…。


「「ただいまーっ!!」」

「圭輔くんと泰輔やわ!」


ま…また増えるんだね…。


少し若い先生と同じ顔した男の子。


後ろからすごくダンディなおじ様…。


「はじめましてっ!有村 雫です!」

「大輔、こんな可愛い子よう落とせたな〜!!」

「親父…。」

「兄貴めちゃめちゃ可愛いやん!俺のタイプ〜…」

「シバくぞ、泰輔。」


「まあまあ♪一回落ち着いて話しましょう♪」


美代子さんの一言で


みんなが落ち着いて席に座る。


自己紹介でもってことで何故か私から…。


「あっ…有村 雫です…。えっ…と…17歳です。せんっ…大輔さんとお付き合いさせてもらってます!」

「「「「「「え〜〜〜〜!?!?」」」」」


!?!?


悲鳴にも似た叫び声。


「みんなビックリするかもせーへんけど!俺は本気やから連れてきた。」


先生…。


「別にあんたが連れてきた子、反対するわけないやん♪」

「「妹欲しかったし♪」」

「めちゃめちゃ可愛いし…」

「娘欲しかったし?」

「おねーちゃんっ♪」


なんか泣きそうになっちゃった…。


暖かい家族。


それぞれが忙しいのに、ちゃんと繋がってるんだろうなって思う…。


もし、ママが生きてたらこんな感じだったのかな?


結局そのままみんなで夜ご飯を食べてわいわい…。


反対…されなくてよかった〜…。







< 105 / 125 >

この作品をシェア

pagetop