*俺様教師×天然生徒*
どうしよう…。
私、軽く放心状態…。
「「ただいまーっ!!」」
「圭輔くんと泰輔やわ!」
ま…また増えるんだね…。
少し若い先生と同じ顔した男の子。
後ろからすごくダンディなおじ様…。
「はじめましてっ!有村 雫です!」
「大輔、こんな可愛い子よう落とせたな〜!!」
「親父…。」
「兄貴めちゃめちゃ可愛いやん!俺のタイプ〜…」
「シバくぞ、泰輔。」
「まあまあ♪一回落ち着いて話しましょう♪」
美代子さんの一言で
みんなが落ち着いて席に座る。
自己紹介でもってことで何故か私から…。
「あっ…有村 雫です…。えっ…と…17歳です。せんっ…大輔さんとお付き合いさせてもらってます!」
「「「「「「え〜〜〜〜!?!?」」」」」
!?!?
悲鳴にも似た叫び声。
「みんなビックリするかもせーへんけど!俺は本気やから連れてきた。」
先生…。
「別にあんたが連れてきた子、反対するわけないやん♪」
「「妹欲しかったし♪」」
「めちゃめちゃ可愛いし…」
「娘欲しかったし?」
「おねーちゃんっ♪」
なんか泣きそうになっちゃった…。
暖かい家族。
それぞれが忙しいのに、ちゃんと繋がってるんだろうなって思う…。
もし、ママが生きてたらこんな感じだったのかな?
結局そのままみんなで夜ご飯を食べてわいわい…。
反対…されなくてよかった〜…。