*俺様教師×天然生徒*


バタバタと薄く化粧をしてから向かったリビング。


なんかいいにおいがするような…。


「えっ?!」

「雫、朝も昼もまだやろ?適当に作ったからたべり。」


テーブルの上には綺麗に並んだ料理たち…。


エプロンつけて、


鼻歌まで歌っちゃって…。


先生ってどうしてこんなに『完璧』なんだろ…。


なんでも出来ちゃうんだね?


自分が惨めになってくる…。


でもそんな私なんかお構いなしに


「はよ食べな冷めんで〜?」


なんて。


ホントに…。


人の気も知らないで…。


しかもなにこれ!!


「すっごいおいしい!!」

「やろ〜?!俺こう見えて料理得意〜」


おいし〜…。


「次は…私が作る…」

「無理せんでえぇよ〜?」

「馬鹿にしてるから絶対作る〜…」

「ははっ!期待しとく。」


幸せ…。


美味しい先生の料理を二人で完食。


すぐに先生の車で出発。


「なに?緊張してるん?」

「や……初めてだし…」

「ははっ。そんな可愛いことゆわんとって〜」


先生の運転姿かっこいいし…。


なんかキュンキュンしちゃう…。


私このままじゃ


キュンキュンしずきて死んじゃうかも…。






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