イジワルな君と、おバカな私?! (完)

そして、私は屋上に向かった。

ギィ、、、、と重いドアを開けるとスゥ、、、っと心地良い風が通り抜けた。

周りを見渡すと目を瞑り柵にもたれ掛かっている劉矢が居た。

「劉矢、、、。」

私はおそるおそる声をかけた。

「ん、、、?」

劉矢は、ゆっくり目を開けて私を見る。

「亜紀。」

劉矢が今まで見たことないくらいやわらかい表情で微笑む劉矢。

「劉矢。話って何?」

「まぁ、、、ちょっと待てよ。」

そう言ってまた目を閉じる劉矢。

私はどうしていいか分からず黙ったまま相手が話すのを待っていた。

しばらくの沈黙が続いた後、、、

「亜紀。話、、、していいか?」

「うん、、、。」

そうは言ったものの何を言われるのか怯えている自分がそこには居た。

でも、何を言われたとしても受け止める。

そう決めた。

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