イジワルな君と、おバカな私?! (完)
「亜紀。俺、、、、。」
私は劉矢の言った言葉に驚きを隠せなかった。
「劉矢、、、。さっき何て、、、?」
さっきの言葉が理解できなくてもう一回聞き返す。
「仕方ねーな、、、。」
そう言って微笑む劉矢。
「もう一回しか言わねぇからよく聞け。」
「うん。」
今度は聞き逃さないように。
「俺は、、、亜紀の事が好きだ。」
そう言った劉矢の顔は夕日のせいもあってか少し赤かった。
「劉矢、、、琉美香さんと付き合ってるんじゃなかったの?」
劉矢からの、予想外の言葉にすごく驚いていた。
「琉美香とは、もう一週間前に別れてたんだよ。」
劉矢は無邪気に笑っているけれど、、、。
琉美香さんと付き合い始めてからすぐじゃんっ!
でも、何か分かってきたような気がする。
劉矢は琉美香さんの事が好きで、付き合うようになったけれど、琉美香さんが私をイジめていた犯人だったのを知って別れた、、、とか?
「クスッ。本当に馬鹿だな。亜紀。琉美香が犯人だったのは知ってた。琉美香が俺に、私と付き合わないと亜紀を傷つけるとかいいやがった。」
私は黙って頷いた。
「そんなの、俺が守ってやる。、、、守れると思ってた。でも、、、無理だった。だから俺は琉美香と付き合った。でも、琉美香は何でもお見通しで、、、すぐに別れた。っつーか、、、ほぼあっちが一方的に。でも、一週間は付き合ってるって事にしとけって。だから、今日。俺の本当の気持ちを伝えた。」
そうなんだ、、、。
「で。返事。」
私は、笑顔で答えた。
「私も、劉矢の事が大好きっ!」