空と海が交わるとき









目の前に広がる海






けど、海岸への道を巨大な冊が邪魔している。








「そんな…。」




海は目の前にあるのに





あと少しで、蒼我君を家に帰せるのに…







「っ…こっち…―――あっ!!」





迂回しようとした瞬間







私たちを、町の人が取り囲んだ。







「莉子ちゃん…。」






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