空と海が交わるとき




「えっ…?」




一瞬、自分の目を疑った。




だって、石に刻まれた名前は
















 
里奈





その、『三人』の名前だったから…




 


無い




私の名前なんて、どこにも無い




私がいる場所の位置に刻まれている




里奈という文字




「里奈…?ーーー!!」






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