空と海が交わるとき



莉子の言葉に司は唇を噛み締めた。


「思い出したんでしょ?皆の記憶の中に『刈谷莉子』なんていない。」 




莉子の言う通りだった




昔からずっと一緒にいたのは




湊と司




そして…里奈だ




「いつから…いつからお前ら入れ換わってたんだよ!」 



司の叫びが辺りに響き渡る。



「いつから?そんなの…分かってるくせに。」



 
私と里奈さんが入れ替わった事




湊の空の加護の影響が消えた今




司は全てを思い出している




「私が海の姫だと思い出した以上、もう皆と一緒にはいられない。」









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