空と海が交わるとき







「…っ!!」



一気に意識が戻ってくる。



倒れているものの中、俺はゆっくり起き上がった。



「…今の…。」







頭を過った嫌な光景




莉子が、司を…?




「嘘だ…。」




あんな事、ある筈ない




けど




俺の中の記憶が、嘘じゃないと告げている





「っ…!」




勢いよく立ち上がると、足に力が入らなく一瞬ふらついた。




クソ…こんな時に何だよ!



RRRーーー





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