空と海が交わるとき


理穂が答えると、二人の表情は暗くなった。



「ごめん理穂ちゃん…。」



「いいんだよ司君。私も納得してるんだから。」




理穂はニコッと笑った。



「ほんと、理穂ちゃんには感謝してる。」



莉子を失ってから



漸く出来た湊の恋人



けど、湊が莉子を忘れる事なんてなくて




「理穂ちゃんが、湊と莉子の事認めてくれて…ありがとう。」



「別に、大した事してないよ?」



理穂は少し目を瞑って



「湊には莉子さんが必要だし、莉子さんにも湊が必要だった。

ただ、それだけだよ。」





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