君の笑顔をもう一度


 ―次の日・・・・・


 「・・・・目にクマがはっきりと」

 朝いつも通りみ鏡の前に立つ。

 見ると目にはクマが・・・・

 昨日気にしないと言ってたのに結局眠れま
 せんでした。

 心が乱れてる証拠だ。

 なんだ自分!!

 しっかりしろ自分。

 そう言い聞かせても心は女の子だ、どうし
 ても忘れられない・・・・。

 「未琴置いてくぞ!!」

 凛の怒鳴り声が聞こえた。

 「あ、うん」

 私は凛を追いかけるように家を出た。

 今日は凛が自転車に乗せてくれた。

 「どうした?なんかいつもの生意気さが一
  欠片もないぞ」

 むっ・・・・

 生意気とはなによ。

 「なんだ?言い返さないのか?」

 私は黙り込む。

 「ふ~ん・・・バーカ、短足、意地っ張り
  女、ブス、アホ」

 ・・・・ムカッ

 こんな私でもさすがに堪忍袋の緒が切れる
 わ!!

 私は凛の頭を鞄で思いっきり殴った。

 「・・・・何だよ人の頭殴るくらいの気力
  あるんじゃねーか」

 何よ、普通そんな事言われたら誰だって怒
 るわよ。

 「まぁいいけど・・・ってゆうかお前やっ
  ぱり太ってるな。自転車が重く感じる」

 ドンッ

 「痛ってーお前力強すぎ」

 「いい加減にしなさいよ。まったく世話の
  かかる兄ね」

 当たり前の様に溜め息をする。

 「はぁ?何急に偉くなってるんだよして
  んだよ馬鹿妹」

 
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