君の笑顔をもう一度


 「昨日は・・・・やっちゃったな~」

 なんであんなに隼人君の前で泣いちゃった
 んだろ??

 変な風に思われたかな・・・。

 全身鏡の前で制服のボタンを締めながら
 呟く。

 「何をやっちゃったの~♪」

 「ゲッ・・・・」

 窓の隙間から覗くママ。

 「朝早く起きたと思えば昨日何かあった
  の~?」

 朝からテンションの高いママ。

 「全部ママのせいよ・・・・」

 ボソッと言う。

 「あっ、そうそうご飯出来たわよ♪」

 そう言ってルンルン気分で部屋を出た。

 すぐリビングに行く。

 そこにはものっすごい黒いオーラを出し
 ている人が、こっちを睨んでる。

 「・・・・無理やり起こされたのね」
 
 凛は低血圧だから早起きとか起こされる
 のはキライらしい。

 ジィ~

 「な、何!?パパ」

 斜め前に座っているパパがもんのすごい
 顔であたしを見る。

 眉間にしわなんか寄せちゃって・・・。

 「未琴!!学校行くな!!」

 バンッ

 机を叩いた。

 ハァ~?

 訳わかんない。

 「見ただろ!!あの男達の目!!」

 目~?

 なんかついてたのかしら?

 朝から訳の分からん事言うな。

 
 「もぉ~パパったらこうなる事は百の承
  知でしょ?」

< 143 / 202 >

この作品をシェア

pagetop