君の笑顔をもう一度

 未汐・・・・?

 なんか聞き覚えのある名前だな。

 「その雅って俺のことか?」

 コクッと頷く。

 う~ん

 こいつが何者なのかも分からねぇな。

 ギュッ

 
 「雅様・・・・貴方がいなくなってから
  私は人を愛せなくなってしまいました」

 なんだ?

 突然不思議なことを言い出した。

 「私は・・・・わたしは・・・」

 ガクッ

 「え!!おいっ!!」

 突然力を失くしたように倒れた。










 ―未琴said―

 「ん・・・・」

 なんか温かい。

 懐かしいよな・・・・愛しい様な。

 
 「・・・・か?・・・じょうぶか?大丈
  夫か?」


 え・・・・・。

 だんだんハッキリと聞こえてくる声。

 目が覚めると何故か目の前に隼人君の顔
 があった。

 「!!!」
 

 「おっ起きたな」
 
 すぐに体を起こした。

 「大丈夫か?さっき突然倒れたから」

 え?

 倒れた?私が・・・。

 頭を抑える。

 「そういえば何で私隼人君と居るの?」

 確かさっき亜理紗と話してて・・・・。

 「何だお前覚えてないのかよ?人にキスし
  ようとしたくせに」


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