君の笑顔をもう一度


 う~ん

 気になる!!

 上で何話してんだろう?

 台所でご飯の支度をしながら考え中。

 だってお茶もってったってすぐ引き返させ
 られたし・・・・。 


 「ご飯出来たよ~」

 階段の下から叫ぶ。

 「お~!!飯~!!」

 そう言って真っ先に飛び出してきたのはいつ
 もの如く櫂。

 君の頭には亜理紗とご飯しかないの!?
 と言いたい位。

 「あんた亜理紗とかに作ってもらわないの?」
 
 「いや~・・・・なかなか個性があって」

 ・・・・あー美味しくないと。

 確かにあの子不器用そうだもんね。

 「でも、そこが可愛いんだけどな」

 のろけ全開!?

 ラブラブですねぇ~

 「ウザイだまれ、んな事言うなら帰れ」

 冷たっ!!

 凛さん機嫌悪い?

 「「「うまっ」」」

 皆して声を合わせていった。

 お世辞どーも。

 
 「それより何の話してたの?」

 聞くチャンスを逃しません!!

 だって気になるでしょ~

 「いや・・・・・」

 三人で顔を見合わせる。

 そんなに言いたくない?

 ―――ジロッ

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