君の笑顔をもう一度


 ――グィ~


 「痛い!!」

 突然頬を摘ままれた。

 「何??」

 両頬を押さえる。

 痛くてヒリヒリするよ~。

 「笑ってろ!!お前には笑顔が一番合ってる」

 そういわれて嬉しくなった。

 「ありがとう♪」

 精一杯の笑顔で返した。

 「\\\\\\\\\っ」

 ??

 何かしたのかな?

 突然顔が赤くなったけど。

 「いや・・・その顔絶対他の男の前でする
  なよ」
 
 なんか前にも似た様な事言われた気がする。

 「つーか自覚しろ!!」

 自覚・・・・?

 あたしなんかしたっけ??

 「まぁいいや。それよりお前腕見せろ」

 ギクッ

 何で?

 もしかして腕に怪我してる事知ってるの
 かな。

 ゆっくりと腕の裾を上げた。

 「うわっ!!何だこの傷!!」

 私の腕を見てびっくりしてるみたい。

 そりゃあこんな青かったらびっくりす
 るよね。

 「ちょっと貸せ」

 そう言うと私の腕を自分の方に向けた。

 「ひでぇな・・・・ここまでされると」

 「ちょっと我慢してろよ」

 隣の棚から救急箱を出して手際良く腕に
 治療をしてくれた。

 「悪かっったな俺のせいでこんな傷負わ
  せちまって」

 
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