君の笑顔をもう一度

 
 よしっ急がなきゃ

 隼人君が物を詰まらせて死んじゃう!!

 隼人君怒ったら恐そうだし。

 そう思って勢いよく振り向いた。


 ゴチン


 痛ったーい!!

 振り向いた勢いでおでこを何にかにぶ
 つけた。

 おでこを抑える。

 壁?

 壁か??

 でもここに壁なんてないよねでもぶつか
 るとしたら・・・・・。


 よく見ると私の前に人が倒れてた。

 え―もしかしてぶつかったのってこの
 人?

 私はおそるおそる手を差し出す。

 「あの~大丈夫ですか?」

 少し首を傾げる。

 すると突然立ち上がった。

 「わぁ!!」

 び、びっくりした・・・・。

 あまりの突然さに心臓バクバクッ。

 「へ、平気です!!それより未琴さん」

 両手を握られた。

 へっ?

 なんで私の名前知ってるの?

 眼鏡をかけた優等生みたいな人・・・。

 それより手、手!!

 「僕と付き合ってください!!」

 はっ?

 な、何なの??

 突然ぶつかって突然手握られて
 ・・・・。

 あっ!!

 もしかしてこの人あたしがぶつかった
 んだから保健室まで運べって事かな?


 それだったら辻褄が合うかも!!


 で、でも・・・・いくら何でも無理だ
 よ~!!


 
 


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