君の笑顔をもう一度


 するとグイッと腕を引っ張られた。

 「悪い、この子俺の彼女だから返してね」

 声のする方を見る・・・。

 な、何で~!!


 ヒョイ



 「え・・・わわっ!!」

 体を持ち上げられてお姫様抱っこされる。

 ちょっ

 何なのよ~

 お姫様抱っこは好きな人にしてもらいた
 かったのに・・・・。

 私はそのまま人気の無い所まで連れて行
 かれた。

 「・・・・ちょっとどこまで行くき?」

 ゆっくりと降ろされる。
 
 「まさか未琴が告白されてるなんてな」

 そう言って笑う。

 その人物の第一声がこれ・・・・

 笑うなんて!!

 「いい加減にしてよ“凛”」

 ポカッと背中を叩いた。

 急に酷いよ突然現れて俺の彼女だとか
 言うし!!

 あの人はただ助けてっていっただけで
 しょ?


↑(自分で勝手に解釈した)



 
 ――凛sido――


 
 「はい、凛君あーん♪」

 そう言って女が弁当のおかずを口に無理
 矢理よこした。

 うわっ

 いらねーよこんな臭いの食えるかよ!!

 その女がよこしたおかずからくさい臭い
 がする。

 転校して来て初めての昼休み。

 教室の場所が分んねーから未琴に聞こう
 と思ったのに身動き一つできない。



 あれ、そういえば・・・・・

 俺はあることに気づいた。


 未琴がいつの間にか居なくなってる。




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