君の笑顔をもう一度
じゃあ今日はあれを作ろう!!
物を出したり皮をむいたりテキパキと進め
それからわたしは15分程度で作り終え
た。
「じゃ~ん!!どう私の自信作は」
そう言ってテーブルに出されたも
のは、
・肉じゃが
・から揚げ
・筑前煮
・きんぴらゴボウ
・鮭のムニエム
こんなもんかな。
すると、櫂は目を輝かせて子供の
ように食べ始めた。
「すっげーうまい!!」
うっ・・・照れるな\\\\\
でも、本当においしそうに食べる
な、お世辞でももうれしい。
「でも、そんなに食べて大丈夫なの
?あたしの料理おいしくないのに・
・・・・」
櫂はおいしいって言ってくれるけ
ど私の料理って櫂のお母さんに比
べたらぜんぜんだし。
私がそう言うと櫂は食べるのをや
め、箸を置き真剣な目であたしを
見た。
「??」
やっぱりおいしくなかったかな?
すると、突然私の頬を掴んだ。
え!?
「ひゃに、ひゅるの(何するの!!)」
「ばーかそんなこと言うなよお前の
料理はすごいうまいって」