《完》天使の微熱 〜アクマなアイドル〜
……本当に来ちゃった。



濃いサングラスに中折れ
帽を目深にかぶって顔は
隠してるけど、間違いなく玲斗。



「ど、どーして……?」



色々突っ込みたかった
けど、言葉がまとまら
なくて言えたのはそれだけ。



玲斗はベンチを回り込んで
あたしの隣にいたって
自然な態度で座ると、



「言ったじゃない。

陽菜に話があるから」



「話って……今こんな所で
しないといけないの?

もし誰かに見られたら……!」



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